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パーサ
パーサに関しても LTAG を用いることにより, 比較的容易になる.
文法は全て語彙化されているので, 入力文に対して, 文中の各単語をアンカーに
持つ文法を対応させてやれば良い. 代入操作, 接合操作は隣り合った文法にしか
対応できないという制約をもうけることにより, CFGのチャートパーサとほぼ同
じアルゴリズムでパースができ, また, ユニフィケーションによって概念が求め
られる.
図5.12
に, 「私は本を読む」という文を入力とし,
[*read:(Agt: *I) (Obj: *book)]
という概念を求める様子を示す.
図5.12: TAGによるパースの様子
Mitsubishi Research Institute,Inc.
Mon Feb 24 19:32:21 JST 1997