実際に ABCL/f を用いてどのように記述したかを示す. ここでは, 大きく分けて2通りの方法をとった. 1つは並列化をまったく行なわない配列(ベクトル)を用いたもの, もう1つは, ABCL/f の特徴である 並列オブジェクトを用いたものである.
また, それぞれの方法の違いを見るために 下式のような計算をする場合に, それぞれの方法においてどのような記述となるかを示す. なお, 下式は 式(5.17)にて示したものである.