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黒板の構成
黒板の構造を図5.28に示す.
- 黒板は異常兆候を書くphen リストと, そこから推測される
原因木, 中間現象木を書くリスト, そして相互診断の結果を書くリスト
を持つ.
- 木を書くリストはInリストとOutリストに分かれ, 診断エージェント
の情報が誤情報であったときに備える.
- 黒板上の木の葉(異常兆候)には各エージェントの信頼度が付けられて
いて, 信頼度が0のとき, そのエージェントの情報は無いもの(不定)
とされる.
- Outリストには, 葉ノードが否定された木が入る. 逆にInリストには
否定された葉ノードを持たない木がはいる.
- 最終的にInリストにある木が出力される.
図5.28: 黒板の構成
Mitsubishi Research Institute,Inc.
Mon Feb 24 19:32:21 JST 1997