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実験方法

例題に対して, 3種類の選択方法(ルーレット選択, ルーレット選択+シェアリング, パレート最適個体保存選択), 移住の有無, Simple GAとIsland GAを比較した. プラットフォームには64プロセッサの AP1000 を用いた.

実験条件を表5.5にまとめる. Case1〜3はサブ集団が単一の Simple GA であり, 個体数は640, 選択方法はルーレット選択, ルーレット+シェアリング選択, パレート最適個体保存選択の3種類がある. Case4〜9はサブ集団数が64個の Island GA であり, 個体数は各サブ集団につき10個体, すなわち総数は Simple GA と同じ640個体である. 3種類の選択方法に加えて, 移住の 有無により6ケースとなる.

table801

各ケースとも乱数で与えた同一の初期値から始め, Case1〜3は20世代後, Case4〜9は40世代後の個体の分布を比較する. なお, 移住がある場合の移住世 代間隔(epoch)は2世代おきに, 各サブ集団についてランダムに選んだサ ブ集団からランダムな1個体を移入させる.



Mitsubishi Research Institute,Inc.
Mon Feb 24 19:32:36 JST 1997